我が家のチェーンソー
庭の木を切らなければいけなくなり、家にチェーンソーがあることを思い出して、倉庫から出してみると埃は被っていましたが使えなくはなさそうです。外観からのみで判断(^^;)
このチェーンソーは前から家にあったのですが、母の話によると知り合いが我が家に預けておくと言って置いて帰ったものだそうです。その後チェーンソーの本来の持ち主は現れず、預けていることを忘れたのでしょうか?(笑)
暫くして母が、そのチェーンソーは知り合いが我が家に譲ると言ってきたと言うのです。貰ったものなので使わない手はないですよね。庭木も中には太さが20cmを超えそうな木ももあるためチェーンソーがあれば助かります。
電気チェーンソータイプなので延長コードを用意して早速木を切ってみることにしました。チェーンソーを扱うのは初めてなのでちょっと怖さがあります。電源を入れるとけたたましく鳴り響きます。回転はスムーズかな。
チェーンソーで試し切り
いきなり大きな木を切るのは怖いので細い木を試し切りしてみます。最初はすんなり切れそうな勢いだったのですが途中から全く入っていきません。切れないのです。煙も出てきました。
一旦電源を切り、木の切り口を見ると摩擦熱で黒く焼け焦げたようになっていています。刃が全くダメになっているようです。
そこでインターネットから情報を得て、チェーンソーのメンテナンスをすることにしました。
チェーンソーのメンテナンス
エンジオイルが必要
チェーンソーはエンジオイルが必要でチェーンの部分に少しずつオイルを垂らし湿らせることで摩擦による刃の摩耗、摩擦熱による発熱を抑える効果があるそうです。
私はこのことを知らずにチェーンソーをいきなり使用しましたが、後でチェーンソーをよく見るとオイルを入れるタンクがあるのですが空っぽでした。
危ないところでした。あのまま無理に使用していたら故障の原因となったかもしれません。早速付属していたものと思われるオイルがチェーンソーが入れてあった箱の中にあったので補充しました。
後は、チェーンソーの刃を研がなければいけません。刃を研ぐことを「目立て」というのですが、私はやったことがありません。ネットの情報を見て自分でもできそうだと思えたのでやってみることにしました。
チェーンソーの目立て
まず、工具を揃えます。目立て用のヤスリセットです。値段もそんなに高くはないです。ヤスリは丸い形をしています。そのヤスリを鉄のゲージにセットして角度を調整しながら刃を研いでいくのです。
用意するもの
目立て用ヤスリセット:私はアマゾンで購入しました。送料込みで1500円ぐらいだったかな。その時々で価格が変動しますので確認が必要です。
後はチェーンソーを置く台と固定できるクランプなんかがあるとやり易いです。これは動画を見てください。
最初は刃が欠けていたり歪んでたりバリが出ているのか、ヤスリの動きがスムーズではありません。何かに引っかかっているような感じです。ある程度研磨できるとバリが取れ抵抗感がなくなってきます。
ヤスリで研磨するごとにザーザーと心地よい音がするようになり動きもスムーズになります。このザー、ザーという削れる音で一つの刃が研磨できたと判断します。
次の刃に移るのですが、片面で一つ飛ばしに研いでいきます。刃の向きが互い違いになって配列されている為、半分は反対側の面から研ぐようになります。
それが終われば、刃と刃の間も高さ調整で少し削っていきます。ここがよく分からないところですが、刃より出っ張っていなければOKの様です(笑)
刃の研磨が終了して、チェーンソーのチェーンの緩みも調整しました。私のチェーンソーは六角ボルト一か所で締めたり緩めたりすることで調整できました。これはチェーンソーのメーカーにも依ると思いますので説明書をよく見て調製されて下さい。
研磨できたので細い木を試し切りしてみました。いきなり大きな木を切るのはトラブルがあってはいけないので自重です(笑)
結果、よく切れるようになっていました。初めてやった目立て作業ですがこれ程うまくいくとは思いませんでした。よかったー(^o^)/
Before Afterでこんなにも違うとは・・。チェーンソーも日頃からのメンテナンスが大事ですね。それと、機能をよく理解してから作業を進めていった方が良いと思います。機器の故障や事故が起こってからでは遅いですからね。
これで完了です。目立てセットはいろんなメーカーが出しています。メーカーごとに機能や多少やり方が違うことがあるので最初に説明書をよく読まれることをお勧めします。
アップロードした動画:【DIYチェーンソーの目立て】全く切れないチェーンソーの目立てを自分でヤスリで行った
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